2011年9月24日土曜日

プチバケーション 〜コンコード〜

日本旅行から帰って来て約1ヶ月ちょっと。その後、急にバタバタし始めたので、週末はいつも家でダラダラしていたのだが、そろそろどっかに行きたいよねぇ・・・と旅心に火がついたオットと私。でも、あまり遠出はしたくない。というわけで、また近場で行き当たりばったりの1泊旅行をすることに。

なんとなく車を走らせ、コンコードへ。初めてボストンに住み始めた2004年に、そのとき勤務していた職場の上司が連れて来てくれたが、それ以降、足を運んだ事がなかったなー。コロニアルインでランチ。長ーい歴史のあるイン。
ラビオリとサラダ。
有名なアメリカ文学者達を生み出したこの土地。
・・・一応学生時代にアメリカ文学を勉強したが、その中でも強烈に印象に残っているのはソローの「森の生活」。ウォールデン湖の湖畔に小さな小屋を立てて、2年間ほぼ自給自足の生活を送った彼の「超越主義」という思想に触れたとき、人間が生きていく上で本当に必要なものって何だろう?と自問したものだ。最近よく聞く「ロハス」の先駆者なのかな。
そのウォールデン湖の周りををオットと歩いて一周した。小屋が建っていたという場所や、小屋のレプリカを目の当たりにし、もう一度あの本を読んでみようかなという気持ちになった。
曇っていた割に気温が高かったので、ウォールデン湖畔では、水着姿の人をたくさん見かけた。湖の端から端まで泳ぐ人たちも。泳ぎが苦手な私は羨望のまなざしで眺めてしまった。

そのまま日帰りできる距離だけど、あえて宿泊。Pricelineで見つけた宿でのんびりしております。ここ、キッチンやソファーがついてて、広々としたアパート風。とても快適なので、夜もディナーに出かけず、部屋でデリバリーのピザ食べた(笑)

家にいると、のんびりしてても、つい家事や仕事が気になったりしてしまうものだが、こうやって(近場とはいえ)家から離れたとこに泊まってると、心からリラックスできるわぁ。
なんだかすっかりバケーション気分。部屋でピザ食べて、ワイン飲んで、映画観て「ああ、いい人生だねー」と語り合う私ら。チープでしょうか(笑)でも、自分たちが幸せだったらいいんです、はい。

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