今週でハーバードサマースクール修了。なんかあっという間だったなぁ。
プレゼンテーションが終わった日、クラスメイト数人とクラスの後にBorder cafeで打ち上げ。しかしID持ってたの私だけで、皆で乾杯できず。無念。(私だけマルガリータすすったけどね。えへ)
このShrimp and Crawfishのシーザーサラダ、辛かった~。
今回のテーマはGender and powerだったのだが、私の興味分野なのですごく面白かった。おまけにクラスメイトがとても多様。Genderを語るにあたって、イスラム圏出身のチャードルを身に付けた女性や、中東出身の男性も。いろんな国のGender問題に触れることができた。
イスラム圏の女性にとって、初対面のアメリカ人男性に握手を求められることが不快だなんて考えたことがなかった。家族以外の男性と関わりを持たないのが原則だものねぇ・・・・。
アフリカのとある国ではエリートな彼は、国を出るまで自分の肌が黒いということに気づかなかったと言っていた。そういう私も日本を出て初めて、自分がアジア人、黄色人種だってことを実感したかも。単一民族の中に身を置いていると自分を客観的にみるのって意外と難しいよね。
・・・・・今回も、「英語」という枠を超えて、収穫が多かった気がする。「英語を」学ぶわけじゃなく、「英語で」いかにcritical thinking(批判的思考)をするかってこと。そこからの学びが大きい。
同調することが文化な国で育った私には、この批判的思考ってのが本当に苦手。ある人の意見を聞けば「あー、そうかも」他の人が何か言えば「ああ、それも一理あるなー」なんて思ってしまう。
「出る杭は打たれる」国で、謙虚さを身に付けたのに、「出る杭じゃないと通用しない」国で、謙虚さと自己主張の狭間で揺れる我。
・・・・・ってなことを自分のプレゼンテーションで触れたりした。
宿題で頭がいっぱいという状況から解放されつつある。でもあのほどよい緊張感がよかったんだよなぁ。そろそろ本気でTOEFL受けなきゃだから、うかうかしてられないんだけどさ。自分に甘い私は家庭学習ができないので、また何かクラスを探そうかな~。
そうそう、プレゼンのネタを探すにあたり、トルコ人のフィクション作家、Elif Shafakさんのレクチャーに感銘を受けた。アメリカにおける「ガイコクジン」同士だからなおさら感じることが多いんだと思う。
興味のある方はぜひご覧あれ~。
http://www.ted.com/talks/elif_shafak_the_politics_of_fiction.html
2010年8月4日水曜日
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お久しぶりです! ハードだといわれるこちらのスクール、働きながら最後まで通いきられたのですね!
返信削除私も英語学習の一環で例えば賛成か反対か二手に分かれて討論し合うのがどうも苦手でした。 相手方をまっこうから否定するような討論をするとストレスがたまって、こういうマイナス面もあるけれど基本的に賛成、、みたいな双方の立場からみてみる志向になってるのはやっぱり日本で育ったからなんですかね? またそういうこと英語で意見するほどの英語力がないため だからどっちなの?? みたいになってしまうことも多かったです(汗
>nemnemさん
返信削除お久しぶりです。お元気ですか?
ハーバードサマースクールはなかなか楽しいですよ。オススメです。でもやっぱり私もディベートは苦手。人を遮ってまで強く意見することもできません。これはこれで、日本で育った私のidentityなのかなぁとあきらめ気味です。