アメリカにいると忘れがちだけど、日本はお盆シーズンかー。地元の花火大会の様子なんかを聞くと、ちょっと故郷が恋しくなってしまう。
さて、お盆といえばお墓参り。故郷に帰れない私はせめて、10数年前に亡くなったらしいオットの祖父のお墓参りをしたいと思っていた。お墓どこ・・・?と思ったら、どうやらおじいちゃんは亡くなった後、火葬され、その灰はおばあちゃんの家がある森の小川の近くの大きな岩の近くにまかれたそうだ。特に目印もなく、長いこと誰もお参り目的でそこを訪れていない模様。
・・・・こんな、日本人的(仏教的?)イベントを押しつけるのもどうかなぁ?と思ったのだが、もともとオットは「グッドアイディア」と賛同してくれていたし、おばあちゃんは道しるべとして必要。少なくともメンバー3人はいるなーと思って提案。お供えのお花も買ってきた。
結局、おばあちゃん、オット両親、オットと私に加え、オットの兄夫婦、甥っ子4人の計11人でぞろぞろと、その石めがけて歩くことに。森の中を歩くこと3分で到着。2つに割れた岩の間にオット祖父の灰はまかれたらしい。小川が見える眺めがいい場所。おばあちゃんが「ここ、いいスポットでしょう?私もここにまかれたいわー」なんて・・・・。そんなこと、まだ言わないでー。
お花を添え、皆で合掌。(手を合わせていたのは私だけだが)文化や宗教、習慣が違っても、こうやって故人を思い出す時間って、大切な気がした。
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2009年8月17日月曜日
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それは良かったですね。
返信削除きっとおじいちゃんは喜んでおられたことでしょう。
いいお話ですー。私も今回の帰国でお墓参りしてきました。家族が仲良く幸せで居られるのもご先祖様が基盤を作ってくれたおかげ。アメリカに居るとあまりそういうことを考えないけれど、日本に帰るとみんながお互い感謝しあって生きてるっていうのを実感します。一度主人の祖母の灰がまかれた丘に家族一緒に行ったことがあります。今度家族が集まる日には提案してみようかなー。
返信削除>FluPuffyさん
返信削除私と、甥っ子4人だけが、その中で実際におじいちゃんに会ったことがないのですが、それでも気持ちが伝わっていたらいいなと思います。
>Ericさん
そうですよね、私たちの今の生活の基盤は先祖が作ってくれたからゆえですよね。宗教うんぬん関係なく、先祖に感謝する気持ちは大切だなーと思います。今後、オットのおばあちゃんのうちに行く時には必ず訪れたい場所です。Ericさんも次回はぜひその丘にお供え物でも!