9月から受講している、ハーバードエクステンションのクラスも残すところあとわずか。早いのぅ。
さて、先生が印刷してきたニューヨークタイムスの記事に、こんな内容があった。
"As More Eat Meat, a Bid to Cut Emissions"
肉食の過剰摂取により環境がひどく汚染されているという内容。
■ 肉類生産のためには、莫大なエネルギーが使用されているだけでなく、畜産廃水により水質が汚染され、莫大な量の温室効果ガスが排出されてる。全世界の肉類消費量は、1960年代に比べると、今はその約4倍だとか!
牛肉を生産するためには、同じカロリーの野菜を栽培するよりも16倍ものエネルギーが消耗される。(肉食処理、放送、運搬、販売の家庭で多くのエネルギーを使う)エネルギー活用の側面から見ると、おそろしく非効率的といえる。
家畜の排泄物など、畜産廃水による水質汚染度も深刻。その上、家畜に餌を与えるためには、莫大な量の飼料用穀物も育てなくちゃいけないんだよね・・・。
うちのオットが数年前から肉を食さなくなった理由は、実は健康のためだけじゃなく、環境のためでもあるということを改めて知る。そこまで説明されたことはなかったけれど、なるほどね・・・。だからといって、私はオットほど完全に肉を食べることをやめることはできないと思うし、世の中の人たちも、肉を食べ続けるでしょう。(南米出身のクラスメイトは、肉のない生活なんて考えられない!とぼやいていたっけ)
でも、この事実をどれだけの人が受け止めているのかな。頭の片隅に入れておくだけでも、ちょっとは肉の消費量が減るのかなと思ったりした。知ることが第一歩なのかも。
↓こちらのランキングに参加中です
2008年12月4日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
やっぱり、知ることが大切ですよね。私は別に肉も魚も何でも食べるけど、控えようと考えられるし。環境へのインパクトだけじゃなく、肉は野菜に比べて薬剤だったり環境ホルモンも凝縮されているし、そういう意味でも減らした方がヘルシーですしね。
返信削除人間なんて食物連鎖の頂点にいるわけで、私の体はどんだけ汚染されているんだろう…と考えると、トホホです。
>kechiさん
返信削除コメントありがとうございます。昔、国際協力関係の仕事をしてたときも、途上国の現状について「知る」ことがまず一番だよなぁとつくづく感じた記憶があります。
我が家に食卓に肉は並びませんが、シーフードはよく登場します。でも安全とは限らないし、神経質になるとキリがないですよね。ホント、私の体の中も相当汚染されていそうです。ふぅ・・・。でも食わねば生きていかれませんから食いますよ・・・。