ペンシルベニア州へ ～オバマキャンペーン～

　ペンシルベニアの田舎からこんにちは。オットの実家に木曜日の夜から滞在しております。彼のお父さんはこの地域で精力的にオバマキャンペーンを繰り広げている。

　マサチューセッツ州は民主党支持者が多い地域なので、大統領選に対する人々の会話はオバマ氏を支持しているし、Obama/Biden の看板もそこら中で見かける。しかし、ペンシルベニア州とくにこの田舎に来ると、やけにMcCain/Palinの看板が目立っていてちょっと驚いた。保守的な人が多いという話はよく聞いているが、それが政治に色濃く表れているのかな。

・・・ついでに、アジア人をひとりも見かけません。自分で自分のことは見えないからあんまり気付かなかったけど、スーパーで子供にじぃぃぃぃっと見つめられて、自分がマイノリティーだということに気づいた。

　マサチューセッツ州のようにもう結果が見えている州は別として、ペンシルベニアのように結果がどちらに転ぶかわからないような場所のことを“Battle Ground”と呼ぶそうだ。まさにここはBattle Ground。

　木曜日には、副大統領候補のBiden氏とPalin氏の両氏がこのあたりでラリーを行ったらしい。間に合ったら私も行きたかったな・・・。（もちろんBiden氏の方のラリー）

　今回は、選挙前の最後の週末くらい何か手伝えることがあったらしたいというオットの希望ではるばる南下してきたというわけである。

　アメリカ市民権はないので、選挙権のない私だが、キャンペーン事務所で１日中お手伝い。看板組み立てたり・・・・、街中にそれを立てに行ったり。（昨日立てた看板のうち、いくつかすでに盗まれていた。つい、熱狂的共和党支持者の仕業ではないか？と疑ってしまうわ・・）雑用がメインですが。

　今日は、投票の意志確認や投票場所の確認のために民家をノックノックしてまわる活動にもついて歩いてみた。人々の反応はいろいろ。窓からのぞいて、出てきてくれない人もいれば、オバマさんに対する思いを３０分くらい話続けるおばちゃんがいたり。ハロウィーンの飾り付けがまだ残っている、ちょっとおそろしい感じのお宅も多かったし。うっかり、McCain派の家をノックしちゃったら、塩まかれるのかしらね。（塩をまく習慣はアメリカにはないか・・・・）

　とにかく、あと数日に迫った大統領選挙。移民の私までなんだかドキドキ。